2017/08/21 22:17

皆さん乳酸菌というとまず頭に浮かぶのはお腹の調子を整えるとかヨーグルトに入っている、というイメージだそうです。

ヨーグルトって朝、夕、どちらで食べたら効果的なのか?ということを研究した例があるのでご紹介。

2008年に行われた日本農芸化学会でグリコ中央研究所、藤女子大学が研究発表なさいました。
便秘傾向に自覚のある女子大生を対象に3グループに分け、朝、昼、夜の食後にヨーグルトを1か月間食べてもらって
便通の回数について検証しました、その結果、一番効果的だったグループが朝食グループでした、というのが大まかな内容です。

この検証結果、結構色々な方が紹介、引用しています。朝食べたほうがいいみたいですよ、って紹介をしている人もいますが、
私はいつ食べる、というよりも「食後に食べる」というのが重要なのではないかなあと思っています。
なので、ヨーグルト食べるのは「朝食、昼食、夕食どれでもいい、でも食後ね。」が個人的な見解です。

ヘルシーフローラを摂ってもらうときも、食後の方が調子がいいなあ、と感じています。
胃酸に耐えられるようなカプセルや、フードにコーティングして少しでも多くの乳酸菌を現場に送り込んであげたいと考えています。

私たちも乳酸菌やビフィズス菌の性能を調べるときに、人工的にこしらえた消化液を使って菌達が死なないか調べるんですけど、
食前にヨーグルト食べると胃酸の影響をモロに受けるんで菌達は結構な数、
CMでよくある99.9%除菌ってぐらい死んでしまうんです。胃酸スゲエ。
実をいうとこれが外から入ってくる病原菌をやっつけてくれる仕組みでもあるんですけどね。
で、食後はどうなるか、というと食べ物と胃酸がいい具合に混ざってくれて菌達が生き延びるチャンスが得られるんです。
条件によっては99.9%減らずに10%ぐらいの現象でお腹に届いたりすることもあります。
こういう現象を利用して、食後に食べると乳酸菌やビフィズス菌のお腹の調子を整える効果を最大限に得られる、というわけなんですね。

学会の要旨(あらすじ)がありましたので、出典のリンク、貼っておきます。
ヨーグルトの効果的な食べ方に関する研究ー摂取時間帯の比較ー
http://togodb.dbcls.jp/yokou_abstract/show/200802660262439