2017/08/30 19:23

こんにちは、今日はいわゆるお腹の調子をととのえる素材が、
これからどう変わっていくのかな、ということを書こうと思います。

カラダにとって良い食事ってなんだろう?というものが注目されて出来た学問が「栄養学」です。
古い考え方から上げて行きますけど、古いけどとても大切な考え方なんですよね。

まず初めに出来たのが、「これだけエネルギーがとれれば」というカロリーの栄養学。
そこから進んで出てきた考え方が、「炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルを摂ろう」という「五大栄養素」の概念。
で、「食べ物にはそれ以外にもいろいろな成分があるぞ」で出来たのが「食品機能性」に関わる概念です。
お腹の調子を整える食物繊維であったり、抗酸化効果や痩身効果が期待出来るポリフェノールであったり。
自分は摂った人にプラスになる考え方なんで、栄養学は食べものの分野でも「攻め」の考え方だなあと感じています。
逆に摂った人がマイナスにならない「守り」の考え方ですと、食中毒菌や保存方法にかかわる公衆衛生学がそれに当たるかもしれませんね。

乳酸菌やビフィズス菌、お腹にどうやら良いみたい、というのはずっと昔から言われてきて、
半世紀ぐらい前にそれを実証する方法が発展してきて「やっぱり良いよね!」ということがわかってきた感じです。

「なぜお腹にいいの?」ということに関しては色々な研究がされていて、暗中模索な部分もあります。
お腹のどこに効くのか:胃?十二指腸?小腸?大腸?
どこで作用するの:消化管の表面?消化中の食べ物?
誰が効いているの:乳酸菌自身?乳酸菌が腸内フローラの誰かに?
どのように:菌自身の破片が?菌自体が?菌が生み出す何か?

クエスチョンマークだらけですけれど、これからは乳酸菌を初めとする有用な菌の性能と、それを受け入れる消化管の関わり合いについて、
もっと研究が進むんじゃ無いかと考えています。個人個人、という考え方では無く、あなたと私の関係ですね。
食品機能性っていうのはその成分が持っている構造や性質がカラダに影響します。
食べ物と食べた人のクロストークが、これからの腸内環境に一石を投じるんじゃ無いかなあ、と私かんがえております。